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高次脳機能障害の症状【頭頂葉を損傷した場合】

脳外科医

頭頂葉(頭頂連合野)が司る機能

脳とういうのは、簡単に言うと、脳の位置によって司る役割が変わります。

今回は、頭頂葉(頭頂連合野)が司る機能について、少し説明させていただきます。

頭頂葉は、【理解・認識・知覚】といった機能を司り、立体感覚を組み立てたり、身体からの知覚情報を受け取ります。

 

頭頂葉(頭頂連合野)を損傷した高次脳機能障害で生じやすい症状

頭頂葉を損傷した高次脳機能障害のケースですと、下記のような症状が生じやすいということがいえます。

①高次脳機能障害になる前と比べて、物事を理解する力が減退してしまう。

②高次脳機能障害になる前と比べて、物事を認識する力が減退してしまう。

③高次脳機能障害になる前と比べて、立体感覚がわからなくなってしまう。

④高次脳機能障害になる前と比べて、身体からの知覚情報を受け取りづらくなってしまう。

 

専門的医学的事項は脳神経外科医などのお医者様にお尋ねいただければと思いますが、高次脳機能障害になってしまったご家族をお持ちの方、頭頂葉を損傷してしまったご家族をお持ちの方で、お困りごとがございましたら、九州高次脳機能弁護団へご連絡ください。